もしもあなたが、「売れるセールスページの作成をお願いします!」と言われたら、
「ぜひやらせていただきます!」
と即答できますか?
webライティングのお仕事の中には、
- SEOライティング
- セールスライティング
- レビュー・口コミ
- シナリオ・脚本
- インタビュー・取材記事
- SNS投稿作成
といっても、
webライターは必ず持っているスキル。
その一つがコピーライティングです。
それはコピーライティングが
読者の心を動かし、行動を促すライティングだからです。
そして、コピーライティングにはいくつも型があります。
型がある、ということは、
型を使いこなすことができれば
webライティングを学び始めたばかりでも
型を知っていれば売れるコピーをかくことが可能です。
- webライターの仕事で、商品を売るための文章を考えることになった!
- 売れる文章ってどうやったら書けるの?
- もっと成果の高いコピーライティングを書きたい!
という方に向けて
この記事では
webライターが高収入を得るために
身に付けておくべきコピーライティングのうち
とても有名な「QUESTの法則」をご紹介します。
具体的な例をつかいながら
明日からご自分のライティングに
生かしていただけるよう、
解説しています。
仕事内容におきかえて、
webライターとしての
スキルアップにつなげてくださいね!
QUESTの法則とは
QUESTの法則とは、行動を促すライティングのことです。
文章の段落ごとに名前がついていて、
その頭文字をとって「QUESTの法則」と呼ばれています。
段落ごとの意味はこのようになっています。
Q Quailfy=絞り込む
U Understand=理解する
E Education=教育する
S Stimulate=刺激する
T Transition=変化させる
この流れに沿って文章を書くと
読者が思わず心が動き
購入するなどの行動に促せる
というコピーライティングの型です。
では、各パートごとの特徴と書き方を詳しく見てみましょう。
Quailfy=絞り込む
最初の段落の役割。
それは
「この商品は私に必要なものかも!」
「もしかしたら私のこの悩みをこの商品が解決してくれるかも!」
と読者に自分事と思ってもらうこと。
興味を持ってもらうこと
です。
webライティングの中では
「興味付け」とも言われ
とても大事なパートです。
人は興味がなければ、
最後まで文章を読むことはありません!
たとえば、
「私がいつも作っている時短レシピを紹介しますね。」
より
「帰宅して10分で完成するレシピを紹介!」
と書いてある方が、読んでみたくなりませんか?
記事の初めの文章で
「さらに読んでみよう!」
という気持ちにさせているかどうか。
それで次の文章が読まれるか、
離脱されてしまうか
決まってしまうので、
最初の「興味付け」のパートは
とても重要です!
Understand=理解する。
読者の興味を引き付けたら
次の段落は読者の興味をさらに
ひきつけていく文章を書いていきます。
すでに興味を持ってもらっているのに
なぜ、さらに興味を引き付けるのか?
読者には3つの「やらない」
があるからです。
それは、
読まない
信じない
行動しない
です。
自分に置き換えてみると
「今すぐこの悩みを解消したい!」
「このままじゃやばい!」
と思ってもらうことで、
読者の心が動き、行動しやすくなるからです。
たとえば、
「帰宅して10分で完成するおいしいレシピ」
という時に
仕事でくたくたでご飯作りたくない~
外食で済ませられたらいいのに…
お惣菜を買って済ませてしまいたい。
誰だってそんな日がありますよね。
って言われたらいかがですか?
「めっちゃわかる~」ってなりますよね(^▽^)/
(私はいつもこのパターンで時短レシピ見ちゃってます)
さらに、
でも、外食やお惣菜に頼っていたら
食費がかさんで、
なんのために働いているのか
分からなくなってしまいますよね。
と言われたら?
「ほんとそうなのよ~」!
ってなりませんか?
つまり、
読者の心の声を理解する段落ってことです。
webライターの間では
「共感パート」とも言われています。
皆さんも、何気なく文章を読んでいて
「わかる~~」となったら、
この共感パートにやられています(^^)
それくらい世の中にあふれているので、
日々いろんなところから学んでみてくださいね!
Education=教育する
あなたの書いた文章で、
読者の興味を引き付けして、
読者の心の声に共感し、
「さらに先が読みたい!」
となっている読者に
次に読ませる段落は、
読者を納得させてあげることです。
10分でできるレシピって言っても
お料理上手なあなただからできるんでしょ?
私にはきっとムリだと思うけど
一応見てみよう。
読者の多くはそんな風に思っています。
もしも、レシピ記事のゴールが
「帰宅して10分でできる!家族も喜ぶおいしいごはん!」
というレシピ本を買ってもらうことだとしたら。
帰宅して10分で夕食ができるなんて
あこがれるけど私とは別世界だわ~
と思って購入には至りません。
QUESTの法則は
「人の心を動かし、行動を促すライティング」
そう言われるのには
ほかの文章と違って
この「教育」の部分が強力なのです。
なので、この教育のパートでは
なぜ、
帰宅して10分でご飯が完成するのか?
をわかりやすく伝えていきます。
「昔はこんなに時間がかかって疲れ果ててた私が
3年かけて編み出した工夫ベスト3」として、
さまざまな工夫のうち3つを紹介したり。
ほんとに10分でできた!料理が苦手なママさん続出!
と言って本当に10分で完成させている体験談を伝えたり。
これがあれば簡単!10分を叶える
魔法のアイテム8個のうち、
特に喜ばれるアイテムを2つ取り上げて紹介したり。
人が納得するための情報としては
- 数値や統計データ
- 体験談
- 過去の経歴、実績
- 専門家などのコメント
などがあります。
読者が
「なるほど!それなら私も変われるかも!」
と、納得できる理由を、
これでもか~~!
と浴びせるパートです。
ココがしっかりできていると
どんなサービスや商品でも
「ぜひ使いたい!」
「ぜひ買いたい!」
と言われるようになります。
つまり、相手に何か行動してほしいときに
使えるテクニックなので
私は夫や子どもにもこっそり使っています。
QUESTの法則の中でも
この「教育のパート」は
すごく学ぶことが多いので
習得されるの、
ぜひぜひおすすめです(^▽^)
Stimulate=刺激する
「教育」のパートが終わると、
読者さんの気持ちは
ほぼ、行動する方に向いている
と思うかもしれませんが
そうとはならないんです。
読者には3つの「やらない」
があると言いましたよね。
読まない
信じない
行動しない
興味付けや共感をして「読んでもらえた」
教育をしっかりして「信頼してもらえた」
としても最後に「行動しない」のが人間なのです。
なので、刺激の段落では
実際に行動できるように
背中を押してあげます。
どうやって刺激するのか?
それは、
くたくたで帰宅しても10分だけ頑張れば
おいしいご飯が作れたら
家族のために栄養バランスのいい食事を作ってあげられる
時短しながら、家族の健康もサポートできる
時短できた分、ゆっくりお風呂に入って体を休められる
気持ちの余裕をもって家族との時間が過ごせる
といった理想の未来をイメージさせる文章でもよいですし
あるいは、
これからもくたくたで帰宅して
自分の心と体を削って
30分、1時間かけてご飯を作り続けますか?
ゆったりする時間をごはんづくりに奪われて
良い休息が取れないまま、また出勤。
そんな毎日をいつまで続けますか?
心と体をすり減らして頑張ってご飯を作っているのに
心の余裕がなくて家族にイライラしてしまったら
せっかくの食事がつまらない時間になってしまいませんか?
など、
絶対に得たくない未来を
見せてあげることもできます。
こんな風に言われたら
くたくたで帰宅しても10分でできるレシピ
めっちゃ私に必要だわ!
って気持ちになりませんか?
これが、刺激パートの役割です。
Transition=変化させる
ここは、最後に「ポチる」部分です。
刺激のパートまでたどり着いた読者が
もっとも簡単に申し込みや購入ができるよう
細心の配慮を施しておきます。
どのボタンを押せばいいのか?
ボタンを押したらどんな画面になり
何をしなければならないのか、など。
最後の最後まで
読者に寄り添って親切に書いていきましょう。
読者は、最後の最後で「ポチる」ことで
生活や人生を変化させることができるのです。
まとめ
少し極端ではありましたが、
具体例とともに、QUESTの法則を解説しました。
おさらいをすると
QUESTの法則とは、
ターゲットの心を動かす文章構成の型。
- Q Qualify=絞り込み
- U Understand=理解する、共感する
- E Education=教育
- S Stimulate=刺激する
- T Transition=変化させる
でしたね。
皆さんも、一度は絶対に目にしたことがある
文章の構成だったと思います。
もし、一度もであったことがないという方は
ぜひ、何かwebでモノを購入するときに
このような文章構成がないか探してみましょう!
高収入を得ているwebライターは
日ごろから身の回りにある
「人の心を動かす文章」に敏感です。
webライターのスキルは
日々触れる文章の観察と分析の量が多いほど
上達します。
そしてここぞというときに
QUESTの法則を使った文章で
読者の心を掴み行動を促してみてください!
最後までお読みくださりありがとうございました!