公式LINEが無料で利用できるって聞いたけど、ほとんど使えないんでしょ?
って思ってる方へ。
無料で使えるLINE公式アカウントとは?
案外知られていない無料プランと有料プランの違い
こんなにある!無料で使える機能
有料プランの料金はどうなっているか?
公式LINEの初期費用
公式LINEの月額料金
無料で送れるメッセージ通数の数え方
【まとめ】LINE公式アカウントの料金は高い?
LINE公式アカウントは無料で使えます。
結論、LINE公式アカウントは、無料で使えます。
「開設」も「運用」も無料なので、一切費用をかけずにスタートすることが可能。
1か月に200を超えるメッセージを配信したくなったら、有料プラン(月5000円~)に移行すればいいです。
お客様と密なコミュニケーションを始めたいビジネス初期の方こそ、公式LINEアカウントを無料で使うことをお勧めします。
無料プランと有料プランの違いは?
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。
コミュニケーションプラン:無料
ライトプラン
ビジネスプラン
無料プラン(コミュニケーションプラン)
月額固定費が0円、無料で200通までメッセージを送ることが出来ます(
例えば、
友だち数が50人の場合→月4通
友だち数が100人の場合→月2通
送信できます。
1:1チャットは通数に含まれないのがいい!
ビジネス初期って、お客さん一人一人に圧倒的な価値提供がポイント
1:1チャットした方が断然売上に直結します。
201通以上のメッセージを送って売り上げにつながる段階になったら、有料プランにすればいいので、安心して始めましょう!
ちなみに 表を入れる
有料プラン以降の目安
週1回(月に約4回程度)の配信をする場合
友だち数が50人以上のアカウントなら
月5,000通まで無料で配信できる「ライトプラン」に移行しましょう。の利用をお勧めします。
無料プランで運用するための
メッセージ通数のカウント方法
200通のメッセージはこんな風にカウントされます。
ターゲットリーチ数 × メッセージ送信回数
ターゲットリーチとは、実際にメッセージが配信される数。
ブロック中の友だちは省かれます。
また、配信先を絞り込んだ場合、
絞り込み後の数がターゲットリーチ数になります。
例えば100人の友だちがいる場合、
ひと月に2回、全員にメッセージを配信するとします。
100人 × 2回 = 200通 となります。
200通以内に収まっているため、コミュニケーションプラン(無料)でOKです
月ごとに0からカウントします。
もしも翌月、友だち数が増えて「200人」となった場合、全員にメッセージを配信するのであれば、1回まで無料メッセージが送れます。
全てのメッセージがカウントされない!
LINEで配信するメッセージの中には、メッセージ通数として「カウントされるメッセージ」と「カウントされないメッセージ」があります。
カウントされるメッセージ
メッセージ配信(絞り込み配信)
ステップ配信
カウントされないメッセージ・投稿
チャットのメッセージ
あいさつメッセージ
応答メッセージ(自動応答)
VOOM投稿
配信するメッセージ通数を減らすには、友だちを絞り込んでメッセージを配信する「セグメント配信」が効果的でしょう。セグメント配信については「LINE公式アカウントのセグメント配信とは?設定方法も解説!」で詳しく解説しています。
集客に使える!無料機能を紹介します!
LINE公式アカウントでは、無料の「フリープラン」も、有料の「ライトプラン」「スタンダードプラン」でも全ての機能を利用することが出来ます。
利用できる機能には以下のようなものがあります。
メッセージ配信
ステップ配信
VOOM投稿
チャット機能
自動応答機能
リッチメッセージ
カードタイプメッセージ
リッチビデオメッセージ
リッチメニュー
クーポン
ショップカード
プロフィール
リサーチ
分析
無料のプランでも「利用できる機能に差がない」ことに驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
2019年までのLINE公式アカウント(LINE@)では、無料プランでは利用できる機能に制限があったからです。
LINE@がLINE公式アカウントに統合されてからは、どのプランでもすべての機能が利用できるように変更になりました。
無料プランでも全機能が利用できるので、店舗や中小企業の方にとって、さらに使いやすいツールになりました。
機能についてもう少し細かく見ていきましょう。
メッセージ配信/絞り込み配信
LINE公式アカウントのメイン機能と言えるでしょう。友だちになったユーザーに一斉にメッセージを送ることが出来る機能です。配信メッセージは、文字、クーポン、スタンプなどを組み合わせて送ることが出来ます。
3吹き出し
3つの吹き出しまで「1配信」とカウントされる
送り先は「友だち全員」と「絞り込み配信」を選ぶことが出来ます。絞り込み配信は、送りたい送信先を指定して送ることが出来ます。
絞り込み配信の方法はこちらで詳しく解説しています。
参考ページ
【2020年最新】LINE公式アカウントのセグメント配信とは?設定方法も解説!
VOOM(旧タイムライン)
LINEの公式アカウントには「VOOM」という機能があります。VOOMで投稿をすると、友だちのLINEアプリのVOOMに表示されます。
line voom アプリ上の表示
引用:LINE、動画プラットフォーム「LINE VOOM」をAndroidにて提供開始 LINEアプリ内「VOOM」画面上で、ショート動画の視聴・投稿を楽しもう!
VOOM機能はこちらで詳しく解説しています。
Liny LINE活用ブログ 6 Pockets2021.12.06
LINE VOOMとは?LINE公式アカウントのタイムラインが変更に!
LINE公式アカウントの管理画面上から、「タイムライン」がなくなり「LINE VOOM」に切り替わりました。この記事では、LINE VOOMとタイムラインの違い、LINE VOOMの投稿方法などをご紹介いたします。LINE VOOMとは? 引用:LINE、動画プラットフォーム「LINE VOOM」をAndroidにて提供開始 LINEアプリ内「VOOM」画面上で、…
チャット
メッセージを送ってくれた友だちに対して、1:1のチャットのやり取りができます。いわゆるLINEアプリで行うメッセージのやり取りが、LINE公式アカウントでも出来ます。
チャットでのメッセージのやり取りは、配信数にカウントされないというのも嬉しいポイントです。
例えばチャットを利用して、店舗の予約を受け付けることも可能です。
チャット事例
チャットで予約を受け付けることも出来る
Liny LINE活用ブログ 1 Pocket2021.08.06
LINE公式アカウントのチャット(1:1トーク)の使い方と注意点
この記事では、LINE公式アカウントのチャット(旧1:1トーク)について、使い方や利用時の注意点、また、活用例もご紹介していきます。LINE公式アカウントの「チャット機能」とは?LINE公式アカウントには、「チャット機能」があり、友だちになっているユーザーと、1:1でメッセージのやり取りができます。チャットでの…
自動応答
LINE公式アカウントには、友だちからのメッセージに自動で応答できる「応答メッセージ」があります。この機能を利用すると、一人ひとりに手動で回答をする手間を省くことが出来ます。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
Liny LINE活用ブログ 3 Users 9 Pockets2020.07.30
LINE公式アカウントの応答メッセージの使い方【自動応答の設定方法】
LINE公式アカウントには、友だちからのメッセージに自動で応答できる機能、「応答メッセージ」があります。応答メッセージとは、友だちから送られてきたメッセージに反応し、自動で応答する機能です。反応する条件と、返答する文面を事前に設定しておくことで、自動返信が可能です。この機能の使い分けや設定方法は少し…
リッチメッセージカードタイプ/メッセージリッチビデオメッセージ
画像や動画を使った配信メッセージです。事前に画像や動画を作成しておく必要があります。
文章だけで送るよりも目に止まりやすいため、高いクリック率を期待することができます。画像をクリックすると、設定したリンク先に遷移させることも可能です。
リッチメッセージ
画像を用いて視覚的にキャッチーなメッセージを送信することができる
リッチメニュー
LINE公式アカウントで是非利用していただきたいのが、リッチメニュー機能です。
リッチメニューは、トーク画面の最下部に固定表示される、メニュー画像の事です。
LINE公式アカウントシネマデモアカウント
画面最下部に固定されるため、メッセージの配信に埋もらせず、見てもらうことが出来る
このメニューをタップすると、クーポンを送信したり、自社サイトに誘導することが出来ます。
リッチメニューの詳細は、こちらの記事もご覧ください。
参考ページ
リッチメニュー画像の作り方から設定方法まで!
【決定版】好反応を叩き出す!リッチメニュー活用デザイン&作り方マニュアル
【保存版】LINE公式アカウントのリッチメニュー事例を集めました!
クーポン
LINE公式アカウント内で、友だちに対して配信できるクーポンです。割引クーポンなどを画像にして送るイメージをしてもらえば良いでしょう。
店舗がある場合でも、ECサイトやオンラインサービスなどでも活用することができます。
クーポンの内容は「500円OFF」「ドリンク1杯無料」にするなど、自由に設定することができます。
クーポン例
会員登録するともらえるクーポンの例
Liny LINE活用ブログ 5 Pockets2020.05.25
LINE公式の「クーポン/抽選」とは?設定方法と効果が出る使い方を解説!
LINE公式アカウントの「クーポン」機能は、LINE公式アカウントの管理画面で、簡単にクーポンを作成し、友だちに配信することができる機能です。LINE公式アカウントには「抽選」機能もあり、LINE公式アカウントの管理画面で、抽選を作成し友だちに配信します。友だちが抽選にチャレンジすると、あらかじめ設定しておいた…
ショップカード
ショップカード機能は、LINE内で作成できるポイントカードです。店舗などで発行される「ポイントカード」をLINEアプリ内に設置できます。
QRコードを読み込むことで、ポイントを貯める事ができ、設定しておいた数のポイントが溜まったら、特典と交換することが出来ます。
ショップカード例
Liny LINE活用ブログ 12 Pockets2020.05.18
LINE公式アカウント「ショップカード」の作り方と活用方法・事例
LINE公式アカウントには、無料で利用できる「ショップカード」機能があります。この記事では、ショップカードの機能についてご説明すると共に、作成方法や活用方法を紹介していきます。メリットだらけのショップカード機能を使いこなして、LINEの運用をさらに効果的にしていきましょう!LINE公式アカウントのショップカ…
プロフィール
LINE公式アカウントのプロフィールでは、「名前」「プロフィール画像」「営業時間」「住所」「アクセス」などの基本情報や「予約」「クーポン」などのコンテンツを表示することが出来ます。
プロフィール例
Liny LINE活用ブログ 2 Pockets2020.09.10
LINE公式アカウントのプロフィール設定方法【基本情報からプラグインまで】
LINE公式アカウントの「プロフィール」は、アカウントのさまざまな情報を掲載できるページです。例えば、 アカウント名 ステータスメッセージ プロフィール画像 営業時間 クーポンなどのコンテンツを表示することが出来ます。この記事では、「基本情報」から「追加パーツ」を利用した設定方法まで、LINE公式アカウ…
リサーチ
LINEで友だちにアンケートを送付する機能です。友だちのニーズを知りたい時などに活用出来ます。
アンケート
アンケートの例
アンケートへの回答者にはクーポンのお礼を送ることが出来、来店に繋げることも出来るでしょう。
分析
LINE公式アカウントに関する様々な数値を分析することができる機能です。
例えば、
友だち:追加数、ブロック数
タイムライン:フォロワー数
メッセージ通数
チャット:受信メッセージ、送信メッセージ
メッセージ配信:配信数、開封数、クリックユーザー
などを確認することが出来ます。
無料でLINE公式アカウントを開設する
「こんなに豊富な機能を使えて、無料で運用できるならLINE公式アカウントを使ってみたい!」と思われたら、早速LINE公式アカウントを作ってみましょう。
もちろん、アカウントの開設費用も無料です。
作成方法はこちらの記事に詳しく記載していますので、以下を参考に作成して下さい。
Liny LINE活用ブログ 1 User 7 Pockets2020.01.20
3分で分かる!LINE公式アカウントの作り方
「LINE公式アカウント」とは、LINEのビジネス用のアカウントです。LINE公式アカウントは、無料で開設でき、数分の簡単なステップですぐに作成することが出来ます。この記事では、LINE公式アカウントの作り方をお伝えします。手順1:LINE公式アカウントの開設ページにアクセス「LINE公式アカウントのトップページにアク…
LINE公式アカウントの運用方法を学びたい方へ
LINE公式アカウントの基本から運用方法を学びたい方に向けて、無料オンラインセミナーを提供しています。以下のような課題やご要望をお持ちの方におすすめです。
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この記事を書いた人
鈴木優
LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。
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